今回は、日本リファイン(株) 吉田さんにお越しいただきました。
日本リファインさんは、純度99.9%以上の再生品を精製できる技術をお持ちで、使用済み有機溶剤を回収して精製、リサイクルして資源として循環されています。まさにロゴマークの黒青のしずく(黒:廃液/青:再生された水)が表すイメージにピッタリです。
有機溶剤?難しいですが、ほかの物質を溶かす性質の有機化合物の総称ということで、ほどんどが使用後に焼却処分されているそうです。
普段の生活で直接的に有機溶剤を使うことは滅多にないですが、わたしたちの生活に欠かせないテレビやPC、スマホなどの液晶パネルやリチウムイオン電池などを製造する工程で使われる有機溶剤と考えると、とてもたくさんの有機溶剤使われ、また、処分されていることがわかります。リファインさんでは、有機溶剤を焼却処分するのではなく、再資源化をされいます。
吉田さんは、ご自宅でコンポストトイレを使われるいるそうです。
コンポストトイレは、うんちやおしっこを微生物の力で分解して肥料にするもので、トイレを流す水を使わないし、畑にまく肥料も作れるし一石二鳥です。臭いも臭くないそうです。
最後に、豊かさを求めすぎずにほんの少しの不便を楽しむことが、地球環境にとっても、自分たちにとっても大切なことだと教えてくださいました。