今回は、熊本県から、一般社団法人 リーゼル協会 代表理事の星子桜文さんにお越しいただきました。
星子さんは、地産地消のエネルギーを通し、未来の自然環境に貢献することを目的とした「わくわく油田スポット」を提唱された方です。昨年の能登半島地震では、「移動式EV充電機 BMEベネフィット」とバイオディーゼル混合燃料を支援提供されました。
各家庭から「わくわく油田スポット」に廃食用油(使用済みてんぷら油)を持ち込み、それを集めて高純度のバイオディーゼル燃料(BDF燃料)を製造されています。このBDF燃料は、軽油の代替燃料としてディーゼル車両に使用することが出来ます。
この燃料のすごいところは、原料が廃食用油というだけでなく、カーボンニュートラル(植物性由来の油を使用するため、植物が成長過程で吸収する二酸化炭素と、燃料を使用して出す二酸化炭素が±0になること)というところ!
すでに熊本県では、地域の方々に「わくわく油田スポット」が浸透していて、たくさんの廃食用油が集まって、たくさんのBDF燃料が作られています。
熊本県の皆さんは、たくさんの災害を経験され、被災時には燃料が必要だと痛感されており、幼稚園児でさえ災害支援のために燃料を贈りたいといって、廃食用油を集める活動に参加してくれるそうです。
この素晴らしい取り組み、是非この岐阜、西濃地域でも広めていけたらいいなぁと思います!!